僕がエランシアというゲームにハマってから
1年・・いや、2年くらい経ったときのことだろうか。
エランシアに飽きて、エランシアで知り合った悪友(あえてこういう表現にしておく)
と、新しいゲームをプレイしていた。
新しいMMOは、はっきり言って糞ゲだった。
いわゆる、クリックゲーであり、生産職も皆無。
ただ時間をかけて敵と戦いレベルを上げるだけのゲームだった。
たまにクラン同士の戦争があって、それがちょっとだけ楽しかった。
友達に誘われるがままに、クランに入り、
なんとなく上手くやっていた。
そのころ、そのゲームに関連する僕が作っていたサイトは、
1日1000アクセスくらい集める人気サイトになった。
このままうまくやっていけるかなと思っていた。
しかし、だんだんとゲームそれ自体がつまらなくなってきた。
やはりどこまでいってもクリックゲー。
時間の無駄遣いだと思うようになってきた。
そこで僕はマクロを組むことにした。
簡単なマクロならエランシアのときに覚えていたので、
色判定を駆使して作るのは簡単だった。
ただ違ったのは、エランシアは比較的マクロに関しては寛容なゲームだった。
みんなもやってるからいいじゃないという側面と、
別に他人がやってても気にしない という側面があった。
僕的にはそれもプレイヤースキルの領域だとか思ってたし、
今でもそれほどまでには悪いことだとは思ってはいない。(そのゲームの風土による)
モンハンでもチートしてるやつはいるし、結果的にBANされてる人もいるしね。
しかしそのゲームでは違った。というか普通はそうなんだけどw
僕はこっそりマクロをしていたが、次第にそれがうわさになってしまった。
そしてクランのリーダーに問われる。マクロしてんだろ?
僕は友達と離れ離れになるのが嫌だったので、
いや、していないと嘘をついた。
だが、もはや公然の事実であった。僕はそのあともこっそりマクロを続けていたが、
ついにGMに通報されてしまった。
そして1回目の処分がくだる。3日間アクセス停止。
そこで僕は皆に真実を打ち明けた。
そんなヤツはクランにおいてはおけない という意見と、
でも今までクランのために尽くしてくれたから、今回は許してあげようという意見があった。
僕は一応迷惑をかけたことは謝るといって謝った。
僕は正直に言った。マクロしてる。
でも、こんなクリックゲー真面目にやるのなんてバカらしくない?
なんならマクロあげるよ。とか たぶん非常識なことを言ってたと思う。
友達がそのクランの有力者というか、意見を言える立場だったので、
かろうじて僕はそこに残れた。だがさすがの友達もあきれていた。
次やったら追放 みたいに言われてたと思う。
しばらくはおとなしくしていたが、
やっているうちに、やはりバカらしくなってきた。
自然な動作になるようにマクロを改良したりして、
少しずつ使うようになった。
はじめはご飯を食べてるときとか、勉強してるときとかにちょこっと。
それが慣れてくるとやはり、心が大きくなってしまう。
寝てるときにもマクロを動かすことにした。
学校行ってるときにも動かすことにした。
そしてまた1日中動かすことになってしまった。
するとまた、僕がマクロをしているらしいといううわさが広まっていく。
クランの人にもそれが伝わる。
そして友達に問い詰められた。
「またマクロしてただろ? このままだともう追放するしかない。」
僕はまた嘘をついた
「やってないよ。うわさで人を判断するのか?」
そのゲームは誰がどこで繋いでるとかは分からない仕様であり、
いわゆる個人チャットも拒否にしておけば、存在しないのとほぼ同義だった。
なので、実際に見たわけじゃなければ、こう言い張れば信用されると思ってた。
「いや、お前はやってる」
「なんでそんなこと言う?」
「レベルの上がり方がおかしい」
僕も意地になってた
「ちょくちょく繋いで頑張ってたし」
「はぁ・・・もうダメだねこいつ」
この辺から僕は、
その世界のただ一人の友人に「信用されない」ということに腹立たしさを覚えた。
圧倒的に僕が悪いということは僕自身も認識していたし、相当なDQNだとは分かっていた。
自分に責任があるのに完全にそれを棚上げしてこう考えていた。
一言でいい。「お前がそういうのなら、そうかもしれないな」そういう言葉が欲しかった。
そのころはまだマクロがそんなに悪いことでもないと思ってもいたので、僕はこう考えた。
ゲームなんてどうでもいいじゃないか。
大事なのはこっち。
(100%こっちが悪いにも関わらずw)信用してくれないのなら、そんな友人必要ない!と。
そして、最初にこちらを悪人だと決め付けて一方的正義を押し付ける、あちらこそ悪い!
そんな逆ギレ状態だった。(今でこそそれはおかしいと分かってはいるがw)
「じゃあなんでクランチャットに参加しなかったんだ?」
「一人で黙々とプレイしたいときもあるじゃん」
「お前はいつも嘘ばっかりだ」
「何だよそれ。信用してくれないのか?」
「見た人がたくさんいる」
「見ただけでなんでマクロと決め付ける?
話かけなけりゃ答えねーし、そのまま狩りを続けるよ」
「その辺の言い訳が、いつもと違う」
「なにそれ?全部憶測じゃん。うわさだって俺をやめさせるためのものだろ?
他人の言うことを信じて、俺の言うことは信じないのか?」
「いや、お前はマクロしてるよ。そういうやつだよ」
「やっていない信用してくれ」
「謝れば許してやってもいい」
僕は謝らなかった。
「はぁ?やってないのに謝るかよバカ」
「でもお前やってるじゃん」
「じゃあ証拠を出せよ」(ありがちな犯罪者脳w)
「もういいよ、お前がやめないなら俺がやめる」
「バカじゃねーの?一人で勝手に怒って。俺はやめないよ?」
「もうついていけねーよ」
友人はクランを抜けた。
結局僕も抜けた。
というかゲーム自体やめた。
サイトもすぐに閉鎖した。
なぜ人は、こんな風に考えてしまうのか??
普段冷静を装っている僕でさえ、こんなにDQNだったわけだw
はっきり言って黒歴史。消し去りたい記憶。
僕は途中から、信用してくれない相手が悪い そう思い込んでしまった。
信用してくれない友人など 友人じゃないと。一方的にそう考えてしまった。
友人的にはその真逆なのだろう。
僕がマクロをしている確信があったのだろう。
その上で、正直に話して謝ってくれない。そんな奴とは友人ではいられない!
そう考えたとしてもおかしくない。
あれから何年経っただろうか。
その後、その友人とは1度も連絡を取ってない。
連絡をするのが怖い。
ただ、今思うのは、どう考えても俺が悪い。
いまその友人がこれを見てたら謝る。
どう考えても中二病でしたw
すみませんでした!